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ウェルカム・ハウスの新運動場、寄付者に敬意を表して命名

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40年以上前、エディス・ランドはウガンダから逃れてきたイスマーイール派の難民がバンクーバーに定住できるよう、ISSofBCでボランティア活動を行った。それから40年後、必要とする人々を助ける彼女の遺産は、ISSofBCが計画するウェルカムハウスに難民や移民の子供たちのための遊び場を建設するために、彼女の財団からの寛大な寄付金として生き続けている。

ランド氏の娘で、3人の兄弟とともにエディス・ランド慈善財団を 運営しているロベルタ・バイザー氏は、2003年に母が他界して以来、母を称えるのにふさわしいレガシー・プロジェクトを探していたという。

「新しいウェルカムハウスの遊び場は、(イーディスと)ISSofBCとの歴史を考えれば、ふさわしいものです。私たちは皆、このプロジェクトに協力できることを大変嬉しく思っています」と、ISSofBCドレイク・ストリートでのインタビューでベイザーは語った。

エディス・ランド慈善財団は、あらゆる立場の若者に、より前向きなセルフ・イメージを与えるための新しく効果的な方法を模索している。同財団は、教員研修や学校における専門プログラムの開発・拡大など、幅広いプロジェクトを支援してきた。また、児童虐待やいじめと闘い、子どもの発達と福祉を奨励するプロジェクトも支援している。

「私は、子どもたちはそれぞれ可能性と将来性を持って生まれてくると信じている。その可能性の多くは、子どもたちが置かれた環境のために、実現することはありません。私は、すべての子どもたちが人生のチャンスを得られるよう、できることをしたいのです」と、エディス・ランドは財団のウェブサイトに掲載された略歴の中で語っている。

20万ドルの寄付金は、移民や難民の子供たちが活発で遊び心のある学習環境を利用できるようにするために計画された遊び場に直接使われる。

新ウェルカムハウスの建設は今夏に始まり、6月20日には政府関係者、パートナー団体、地域住民、そしてバイザーを含む寄付者が出席して起工式が行なわれる。

新しいウェルカム・ハウスにあるエディス・ミッチェル・ランド遊び場は、財団がこれまでに行った寄付の中で2番目に大きなものだ。


写真ISSofBCの定住サービス担当ディレクター、クリス・フリーセン氏(左)とロベルタ・バイザー氏。


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